

Evixar ACR(自動コンテンツ認識)、音センシング
要素技術 Audio Fingerprint(音声フィンガープリント)とは
要素技術 Audio Watermark(音響透かし・音声透かし)とは
非常用放送設備における音響透かし・音声透かし技術の利活用について(JEITA非常用放送設備専門委員会の注意喚起への準拠)
SDK(開発キット) スマートフォン(iOS、Android)向け
Evixar ACR、テレビ視聴測定向けソリューションについて
要素技術 Audio Fingerprint(音声フィンガープリント)とは
音声フィンガープリント技術は、マルチメディアデータの内容を信号処理を行い分析して、異なる内容のデータ同士の区別が可能な最小限の情報を抽出する技術により、指紋で個人を認識できるように、任意の機器で再生されるマルチメディアデータの内容を認識することを可能とします。
エヴィクサーの音声フィンガープリント技術の優位性は、その認識率の精度と効率的な検索機能を実現する軽量さにあります。 無限に広がりつづけるインターネットを中心としたメディア消費、メディアデバイスを横断的に検索したり、リアルタイムに処理を行うために、弊社のような高水準の技術が必要です。
また、大容量のメディアに対して、フォーマット、コーデックに関係なく、音声のフィンガープリントを作成でき、その特徴量の比較を通じて、非常に高速に関連動画のクラスタリングを可能とし、リアルタイムの検索処理を実現します。

要素技術 Audio Watermark(音響透かし・音声透かし)とは
日本語では「音響透かし(音声透かし)」と訳され、音声信号に暗号化を施した文字情報などを埋め込む技術です。エヴィクサーの技術では、メディア耐性、秘匿性、残響および雑音耐性に優れ、音質劣化性能も検証済みであるため、様々な用途に応じたソリューションを提供しています。

コンテンツの同期性能を徹底的に高めた、音響通信ソリューション「Another Track(R)の詳細については、下記をご覧ください。
音響通信ソリューション「Another Track(R)」
また、スマートフォン向けのデコーダーSDKの他に、「マス・ノーティフィケーション」向けのソリューション、テレビなどの放送音に対してリアルタイムに音響透かしを埋め込む「リアルタイム透かしエンコーダー」、コンテンツ許諾情報の管理などを目的としたソリューションなどもご用意しております。今後、様々なデバイスの普及で拡がるデジタルコンテンツの流通にもご活用いただける内容をご用意しております。詳細は下記をご覧ください。
コンテンツ・タギング・システム
SDK(開発キット) スマートフォンによる音認識

テレビ、ラジオ、紙媒体、アウトオブホーム・メディア(交通/屋外など)、店頭で展開される広告物やコンテンツから発せられた音を、スマートフォンのマイクを通じて取得し、その内容を上記技術で分析することでリアルタイムに様々な連動アクションを起こすことが可能なアプリケーションです。
各アプリケーションへの組み込みを可能とした開発キット(SDK: Software Development Kit)をiOS、Android向けにご用意しています。 Evixar ACRソリューションは、世界で唯一、Audio Fingerprint(音特徴量マッチング)技術、Audio Watermark(音響透かし)技術をハイブリッドに機能させることが可能です。また、アプリケーションの動作に影響を与えない軽いSDKであること、認識率の高さ、戸外やドーム内でも認識可能なロバストさ、など技術的な優位性に加えて、他社に対して国内外において圧倒的な導入実績を誇り、そこから培ってまいりました対応力で、お客様のキャンペーン等のご利用を成功へと導きます。
特に、テレビ放送番組やテレビコマーシャルの内容と連動したコンテンツのハンドリング(セカンドスクリーンおよびダブルスクリーン施策、T2O2O)が容易に実現可能となるパッケージもご用意しております。エヴィクサーならではのノウハウ、プランニングに対するきめ細かな対応、アクセス集中時の負荷分散等スケーラビリティを盛り込んだ内容となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
スタンプラリーアプリ「Stαc(R)(スタック)」
本サービスは終了いたしました。今後、一般のお客様向けのサービスにつきましては、 スマートフォンアプリ「Another Track(R)」で展開してまいります。

「Stαc(R)」は、エヴィクサー株式会社の登録商標です。
Evixar ACR、テレビ視聴測定ソリューションについて

上記技術およびソリューション群を総じて、Evixar ACR(コンテンツ認識、Automatic Content Recognition)技術として、正確さと動作の軽少さ、スケーラビリティをアドバンテージに、他社に先駆けて様々なサービスとのリアルタイム連携を可能とする次世代型のACRプラットフォームを提供しています。
タイムシフト視聴など、視聴者の視聴習慣やデバイスなどが多様化する中で、テレビ視聴の実態を測定するソリューションの拡充もニーズが高まっております。視聴者のタイムシフト視聴(録画視聴)時についても正確なトラッキングニーズの高まりに応じて、エヴィクサーでは24時間365日東阪のテレビ放送について、音声認識データベースをオンエア分だけでなく過去の視聴分についてもご提供しております。
- スマートデバイスならびに専用端末に対してACR認識ライブラリを提供し、地上デジタル放送や衛星放送(BS/CS)、ケーブルテレビ放送等からブロードキャストされるコンテンツとリアルタイム認識および連携可能な機能を提供するプラットフォームを運用(大手広告代理店、デジタルテレビ放送の配信事業者、コンテンツおよびそれに付随するメタデータ等のデータベース運営事業者等と連携)
- 博報堂DYメディアパートナーズグループでインターネット広告大手のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社と資本提携を行うと共に、ビッグデータ活用分野で包括的業務提携を行うことで、マスメディアとデジタル、オフライン行動データとオンライン行動データを繋げた新規性のあるサービスを開発
「テレビCMモニタリングシステム」について
ACRプラットフォーム事業の一環として、在京テレビ放送局でOnAirされたテレビコマーシャルをリアルタイムにモニタリングできるシステムをテストリリースしております。 テレビを広告媒体としてご活用の企業様向けに、スポット契約でOnAirされるテレビコマーシャルについて「いつ、どの放送局で、どのCM映像がOnAirされたのか」がリアルタイムに把握できる機能となっております。 テスト試用も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

microACR(R)、IoT(Internet of Things、モノのインターネット分野)、音響通信(音波通信)による近距離通信、Bioacoustic Sensing(生体音センシング)の取り組みについて
様々なデバイスへの組み込みにおけるノウハウを活用して、家電・電子機器・家庭用ゲーム機向け、IoT分野でのライブラリ・SDK開発を進めています。
特に、主要メーカーとの協業により、音響通信を管理可能なマイコン型小型スピーカー(音波ビーコン)を活用した屋内の高精度位置測位ソリューションへの技術提供、音響透かし検出機能、音響通信(音波通信)による近距離通信の汎用モジュール化などに注力しております。
また、仮想通貨やキャッシュレス時代におけるスマートフォンアプリ、ユーザー端末では、近距離通信やPeer to Peer(P2P)通信の多様なニーズが拡がっております。エヴィクサーでは、音響通信の特徴を活かした端末間認証、端末間通信のAPI、SDKをご用意しております。
「microACR(R)」は、エヴィクサー株式会社の登録商標です。
2018.04.19 エヴィクサー、ニコニコ超会議2018 NTTブースに音響通信「Another Track(R)」を技術提供
2017.01.10 コミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)を音響通信で制御し、訪日外国人(インバウンド)観光客向け外国語ガイドサービスを実施(株式会社明治座、シャープ株式会社、株式会社リコーと共同実施)
2015.05.21 エヴィクサー、Raspberry Pi上で動作するACR(自動コンテンツ認識)の各種SDKをリリース~音響透かし技術を、防災・減災にも応用~

エヴィクサーのスマートフォンアプリ一覧
エヴィクサーのスマートフォンアプリについては下記を参照ください。
テレビ、ラジオ等マスメディア(一部Webサイトとの連携も含む)での活用事例
- テレビ全国生中継スポーツイベント放送におけるキャンペーンアプリに弊社SDKを提供し、生放送の該当局の放送音をスマートフォンから認識して、番組連動キャンペーンを実施
- スポーツイベントにおけるキャンペーンアプリに弊社SDKを提供し、スポンサーのテレビコマーシャルの放送音をそのアプリ内で認識させ、連動キャンペーンを実施
- 大手清涼飲料水メーカーのキャンペーンアプリに弊社SDKを提供し、テレビコマーシャルとWebサイトで展開される放送音をそのアプリ内で認識させ、連動キャンペーンを実施
- TBSテレビ提供スマホアプリ「TBSキクミミ」(iOSおよびAndroid向け音連動すごろくアプリ)に技術提供、2012/09/29OnAirの「オールスター感謝祭’12秋」で生放送番組とリアルタイム連動を実現(全国ネットバラエティ番組と連動した音声認識アプリの活用は国内初)
- テレビ放送局のCM連動アプリに弊社SDKを提供し、放送音をそのアプリ内で認識させ、連動キャンペーンを実施
- 大手半導体メーカーのキャンペーンアプリに弊社SDKを提供し、テレビコマーシャルとWebサイトで展開される放送音をそのアプリ内で認識させ、連動キャンペーンを実施
- オプト社と共同でテレビ音連動チェックインアプリ「SPONGE(スポンジ)」をリリース
- BS放送の番組アプリに弊社SDKを提供し、放送音をそのアプリ内で認識させ、連動キャンペーンを実施
- 大手広告代理店のテレビ音連動チェックインアプリに弊社SDKおよびマッチングシステムを提供し、テレビコマーシャルやテレビ番組で展開される放送音をそのアプリ内で認識させ連動キャンペーン等を実施可能とするプラットフォームを共同運営
- テレビ放送局の番組キャンペーンアプリに弊社SDKおよびリアルタイム音連動システムを提供し、初回OnAir時のリアルタイム音連動、翌週BS放送でのリピート放送時のリアルタイム音連動、次週放送までの間における録画視聴(タイムシフト)に対する音連動機能を実現
- 大手広告代理店のO2Oプラットフォーム(スマートフォン向けアプリ)に弊社SDKを提供し、テレビコマーシャルやテレビ番組で展開される放送音をそのアプリ内で認識させ連動キャンペーン等を実施可能とするプラットフォームを共同運営
- BS放送のプログラムガイドアプリに弊社SDKを提供し、音楽ライブ生中継で流れる放送音をそのアプリ内で認識させ、楽曲ごとに連動アクションを変化させるインタラクティブ企画を実現
- BS放送の番組アプリに弊社SDKを提供し、ショートコーナーで流れる放送音をそのアプリ内で認識させ、連動キャンペーンを実施
- テレビ放送局の番組アプリに弊社SDKを提供し、放送音をそのアプリ内で認識させ、ARカメラの演出を引き出すトリガーとなる機能を実現するなど連動キャンペーンを実施
- スタンプラリー企画を集めたスマートフォン向けアプリに弊社SDKを提供し、ラジオで流れる音をそのアプリ内で認識させ連動キャンペーンを実施
- TBSテレビ提供スマホアプリ「世陸応援団」に技術提供、2013/08/10-18の9日間にわたるOnAirの「世界陸上モスクワ2013」で生放送番組とリアルタイム連動を実現(音認識、静止画認識、映像認識の三つの認識技術の同時実現は世界初)
- FMラジオ放送において、送出時リアルタイム処理によって音響透かしの埋め込みを行い、ラジオから流れる音をスマートフォンアプリで認識させ、O2Oキャンペーンを実現(ラジオ放送において、送出時のリアルタイム処理で音響透かし埋め込みは日本初)
- スマートフォン「テレビ番組表」アプリに弊社SDKを提供し、テレビから流れる音をスマートフォンで認識させ、セカンドスクリーンによる同期機能を提供
- 2019.02.06 Dappsゲームのキャラクターやアイテムをラジオ番組の放送中にリスナーへリアルタイムで配布する「TokenCastRadio」の試験放送にエヴィクサーの音響通信技術を提供

テレビ通販番組と連携したSIPソフトフォンSDK
導入実績豊富な音・イメージ・映像認識エンジンをきっかけに、スマートフォンから無料通話を起動させる一連のフローをSDKとしてご用意しております。 O2O手法の一環として、直感的な通話機能を出口に持つことで、アプリのサービス対応力強化をサポートします。詳細は下記をご覧ください。音・イメージ・映像認識と連携したSIPソフトフォンSDK 詳細ページ
OOHメディア(サイネージ、イベント、店舗等)での活用事例
- スポーツイベントにおけるキャンペーンアプリに弊社SDKを提供し、ドームなどのイベント会場での館内コマーシャルの放送音をそのアプリ内で認識させ、連動キャンペーンを実施
- 凸版印刷社デジタルサイネージソリューション「ReView」について音・画像認識技術の提供開始
- インストアBGMと連携したアプリに弊社SDKを提供し、店内スピーカーから放送される案内やCM、楽曲の音をそのアプリ内で認識させ、連動キャンペーンを実施(実証実験)
- 交通機関のアナウンスと連携したアプリに弊社SDKを提供し、車内スピーカー等から放送される案内をそのアプリ内で認識させ、連動キャンペーンを実施(実証実験)
- 大手広告代理店のO2Oプラットフォーム(スマートフォン向けアプリ)に弊社SDKを提供し、店舗や駅、イベント会場などで流れる音をそのアプリ内で認識させ連動キャンペーン等を実施可能とするプラットフォームを共同運営
- スタンプラリー企画を集めたスマートフォン向けアプリに弊社SDKを提供し、店舗や駅、イベント会場、街頭サイネージなどで流れる音をそのアプリ内で認識させ連動キャンペーン等を実施可能とするプラットフォームを共同運営
- 菱洋エレクトロ社のスマートフォン用マーケティング支援アプリーケション「Tolphin(トルフィン)」に弊社SDKを提供し、店舗や駅、イベント会場、街頭サイネージなどで流れる音・イメージ・映像をそのアプリ内で認識させ連動キャンペーン等を実施可能とするプラットフォームを共同運営
- スタンプラリー企画を集めたスマートフォン向けアプリに弊社SDKを提供し、大手コンビニエンスストアチェーン(全国10,000店舗超)の店内放送から流れる音を、そのアプリ内で認識させ連動キャンペーンを実施
- 大手GMSチェーン(全国500店舗超)のオムニチャネル戦略に関わるスマートフォンアプリに弊社SDKを提供し、店頭デジタルサイネージ、テレビやラジオなどで流れる音をそのアプリ内で認識させ連動キャンペーンを実施
- デジタルサイネージと、スマートフォン等に表示させる字幕(バリアフリー、多言語対応)や手話等とを、連動させるトリガー技術としてACR技術を提供
- 海洋博公園(沖縄美ら海水族館)で「聴覚障がい者」や「外国人利用者(インバウンド旅行者)」のサービス向上を目的として、スマートフォン等に表示させる字幕(バリアフリー、多言語対応)や手話等を連動させる情報保障サービス「UDCast」にACR技術を提供

Another Track – 映画、スタジアム、劇場等におけるスマートフォン連動企画での活用事例
詳細は、 音響通信によるデバイス制御ソリューション 「Another Track(R)(アナザートラック)」(別ページへのリンク)をご覧ください。
玩具(おもちゃ)とスマートフォン連動企画での活用事例(玩具のスピーカーなど量産性の高いハードウェアへの対応)
- バンダイがそれぞれ開発するスマートフォンアプリと玩具の音連動機能にACR技術を提供、玩具のスピーカーから出る「非常に狭い周波数帯域の音」「1秒程度の非常に短い音」に対する認識を可能にし、玩具の個体差による音の再生時間誤差についても考慮した音認識機能を実現
スマートフォンを使ったO2O型ゲーム企画での活用事例
- シーエスレポーターズ開発による、スマートフォンに届く指示にしたがってリアル店舗や街で謎解きを楽しむアプリ「ネットとリアルで体感ゲーム(R)」にACR技術を提供、謎解きのスポットに到着したことを検知する機能をほぼ全てのスマートフォンに機種依存なく実現