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ネット環境がなくても情報伝達が可能なスマホ連動防災放送サービスにエヴィクサーがACR技術を提供

報道関係者 各位
プレスリリース

2015年03月03日
日本エヴィクサー株式会社
プレスリリース文PDF

 

 

ネット環境がなくても情報伝達が可能なスマホ連動防災放送サービスにエヴィクサーがACR技術を提供
~防災放送の情報をスマートデバイスに表示~

 

 

ACR(自動コンテンツ認識)技術の開発を手がける日本エヴィクサー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀧川 淳、以下 エヴィクサー)は、官庁・民間施設の放送設備、防災行政無線用スピーカーなどに多く実績をもつ業務用音響機器・カメラ映像機器専門メーカーのTOA株式会社にACR技術を提供いたします。

 

今回の技術提供で、防災無線スピーカーからでる音に情報を埋め込み、スマートフォン等のデバイスに避難情報を送信することが可能になります。TOAの防災対策ソリューションである防災無線スピーカーから、エヴィクサーのACR技術を用いて音響透かしを埋め込んだ音を緊急放送として送出し、スマートフォン等のデバイスで認識させ、字幕や画像、映像で情報を伝達するサービスです。

 

 

 

 

 

 

 

今回提供した技術について

 

(1)インターネット通信のない環境下のスマートデバイスへの情報提供
電波や無線LANのない屋外や地下、災害時のインターネット通信がつながりにくい環境でも情報伝達が可能になります。

(2)防災放送の音域に対応した透かし埋め込み技術
一般的な透かしの技術は、人間にはほとんど聞こえない高い周波数帯域(18kHz周辺)の音を利用しています。しかし、防災放送ではその帯域の音が出ないのが一般的であり、透かしを利用することができません。本技術を用いる事で、防災放送から出る音の帯域(~12kHz)に透かしを埋め込むことが可能となります。

(3)長距離伝達スピーカーによる広範囲な情報伝達
ホーンアレイスピーカーと組み合わせることで、キロメートル単位の広範囲に渡って情報伝達が可能となります。

(4)既存の音響設備のみで情報伝達が実現可能
既存の音響設備のみで情報伝達が可能となり、非常用の音響設備や特殊な音響設備は不要です。

 



なお、スマホ連動防災放送サービスは、TOAが出展する下記イベントで展示いたします。

SECURITY SHOW 2015

日時 2015年3月3日(火)~6日(金)、10:00~17:00(最終日のみ16:30)
会場 東京国際展示場「東京ビッグサイト」東2・3ホール(東京都江東区有明3-10-1)
TOA出展ブース: 総合セキュリティゾーン 小間番号 : SS3423
主催 日本経済新聞社

神戸・防災フォ―ラム2015

日時 2015年3月13日(金)、13:00開場 13:30開演 17:00終演予定
会場 ジーベックホール(神戸ポートアイランド)(神戸市中央区港島中町7-2-1)
TOA出展ブース: 総合セキュリティゾーン 小間番号 : SS3423
主催 http://kobe-bousai.jp/(外部サイト)
神戸・防災フォーラム実行委員会、神戸安全ネット会議

防災産業展 in 仙台(同時開催:第3回国連防災世界会議)

日時 2015年3月15日(日)~17日(火)、10:00~17:00
会場 夢メッセみやぎ A・B・Cホール(仙台市宮城野区港3-1-7)
主催 TOA出展ブース: 小間番号 : E-09
内閣府、宮城県、日刊工業新聞社

エヴィクサーでは今回の発表を皮切りに、ACR技術の「マス・ノーティフィケーション」用途として、インターネット通信のない状況・環境やインターネット通信がつながりにくい状態における情報の伝達手法として、2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて「VISIT JAPAN」構想の機運高まる中、東京を中心とする日本の防災計画の課題に対して、ACR技術の活用を更に進めてまいります。

本リリースに関するお問い合わせ先:

 

    • 日本エヴィクサー株式会社 ビジネスソリューション事業部
      Tel:03-5542-5855 Fax:03-5542-5856

Another Track(R)(アナザートラック)は、エヴィクサー株式会社の登録商標です。

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