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スマートフォン・スマートグラスアプリ「HELLO! MOVIE」(ハロームービー)リリース、「字幕メガネ」貸し出しサービスについてご案内(2020-03-01)

2020年2月10日に発表いたしました内容から情報を更新いたしました。(2020年3月10日 更新)



平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2020年2月10日にリリースいたしましたスマートフォン・スマートグラスアプリ「HELLO! MOVIE」(ハロームービー)と、2020年3月6日に全国映画館で開始される「字幕メガネ」貸し出しサービスについてご案内申し上げます。
HELLO! MOVIEアプリは、スマホやスマートグラスで映画の字幕と音声ガイドを楽しめる無料アプリです。
詳細につきましては、下記リンク先を参照ください。

 

→ スマートフォン・スマートグラスアプリ「HELLO! MOVIE」公式サイト (新しいウィンドウが開きます)

   

 

 

「HELLO! MOVIE」の対応作品、対応映画館については、HELLO! MOVIEアプリ内の情報を参照いただくか、特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)が運営するWebサイト「映画みにいこ! ​バリアフリー映画上映情報」で随時公開されます。
エヴィクサーの音響同期システムは、2013年より全国の映画館で実証・実績を重ねてまいりました業界唯一の技術です。
全国映画館で貸し出される「字幕メガネ」も共通のシステム基盤で提供されます。今後、『HELLO! MOVIE』方式に対応した作品については原則として全作品、字幕メガネ貸し出しサービスにも聴覚障害者用日本語字幕が配信される予定です。
「字幕メガネ」の貸し出しサービスを行う全国の映画館情報については、Webサイト「映画みにいこ! ​バリアフリー映画上映情報」で随時公開されます。

→ 「映画みにいこ! ​バリアフリー映画上映情報」Webサイト(外部サイトへのリンク)

 


「バリアフリー上映実施中」のポスターイメージ

 

 

 


音響同期システムの概念図

 

 

 

「HELLO! MOVIE」「字幕メガネ」はエヴィクサーが独自に開発した音響通信ソリューション「Another Track(R)」を搭載、取得済みおよび出願中の複数の特許によって構成されています。
「Another Track」「HELLO! MOVIE」「字幕メガネ(ロゴ)」はエヴィクサーの登録済みまたは登録申請中の商標です。

 

HELLO! MOVIEアプリ内では、ある一定期間を過ぎた映画作品については機能上の観点等から表示を終了している場合がございます。過去作品についてバリアフリー上映をご検討されている利用者の方で、HELLO! MOVIEアプリ内で該当作品が見つからない場合は弊社までお問い合わせください。

 

「字幕メガネ」貸し出しサービスご利用にあたっての留意事項を下記ページにまとめております。ご利用を検討されるお客様は必ずご覧ください。
→ 「字幕メガネ」貸し出しサービスについての留意事項

 

「字幕メガネ」貸し出しサービスの背景(2019年10月18日発表記事より抜粋、一部編集)

 

日本地図のイメージをクリックいただくと、字幕メガネ貸し出しサービス対応の映画館リストのページにジャンプします。外部サイトへのリンクとなります。

 

一般社団法人映画産業団体連合会、一般社団法人日本映画製作者連盟が主体となり、視聴覚障がい者のためのバリアフリー映画の在り方について普及促進を行っており、第24回東京国際映画祭において初の共催イベントを実施以来、視聴覚障がい者のためのバリアフリー映画の普及促進に関するイベントを毎年開催しております。
このような状況の中、映画のデジタル化に伴い、2013年には、エヴィクサーにより音響同期システム「Another Track(R)」が開発され、それまでの視聴覚障がい者の閉塞的な映画鑑賞環境が劇的に改善される可能性が広がりました。現在では「Another Track(R)」により、障がい当事者のお客様が、映画館に日本語字幕あるいは音声ガイドを表示するデバイスを持ち込み専用アプリを起動することで、対応作品であればいつでもどこでも映画鑑賞が可能になりました。
視覚障がい者のための音声ガイドについては、対応デバイスが基本的にスマートフォンと身近なため、同システムの導入以来多くのお客様に順調に利用されております。一方で、聴覚障がい者のための字幕を表示する字幕メガネ用端末については、スマートフォンに比べるとまだ普及が進んでいない状況です。この状況を打開するために、このほど「映画をコミュニケ-ションメディアに」を経営理念とするサンライズ社より500台の字幕メガネ用端末が特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)を通して映画界に寄贈されることとなりました。
課題であった字幕メガネの普及を大きく躍進させるため、2020年3月よりこの500台の字幕メガネ用端末を全国100ヵ所の映画館に順次配備し、レンタルを開始する予定としております。

 

映画館・劇場における音響同期システム、音響通信ソリューション「Another Track(R)」の実証・実績についての主な年表

 

2020年3月

 

松竹・KADOKAWA配給映画「Fukushima 50」から全国映画館の「字幕メガネ」貸し出しサービスが本格スタート(スタート時は全国60超の映画館で対応)

 

2020年2月

 

スマートフォン・スマートグラスアプリ「HELLO! MOVIE」(映画のバリアフリー上映等対応)を正式リリース、App Store/Google Play/MOVERIO Apps Marketに公開

【シネマ歌舞伎 イヤホンガイドアプリ】お手持ちのスマートホンで楽しむ!同時解説「シネマ歌舞伎イヤホンガイド」アプリが登場!(2020年4月よりサービス開始)

 

2020年1月

 

映画『シライサン』、あなたのスマホとイヤホンで映画がもっと怖くなる【イヤホン360上映】で全く新しい最恐映画体験を演出

 

2019年10月

 

第32回 東京国際映画祭 障がい者並びに多言語バリアフリー上映に技術提供、全国100映画館で「字幕メガネ」貸し出しサービスを2020年3月より開始することを発表(株式会社サンライズ社、NPO法人メディア・アクセス・サポートセンターと共同)

 

2019年9月

 

映団連(一般社団法人 映画産業団体連合会)入会、音響同期システム研究会の活動開始

 

2019年8月

 

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(ワンピース スタンピード)』上映劇場で利用できる副音声スマートフォンアプリの提供

 

2019年6月

 

コンテンツ再生プログラム、コンテンツ再生方法及びコンテンツ再生システムに関する特許(特許6557886号)を取得

 

2019年5月

 

ギャガ、『映画 賭ケグルイ』でスマートフォンアプリを使用した副音声付き上映【ネタバレ副音声上映】を提供

 

2018年10月

 

第31回 東京国際映画祭共催/提携企画「映画・映像の未来 – 鑑賞の新たなスタンダードに向けて – 広がるバリアフリー視聴環境」へ技術提供

 

2018年9月

 

ワーナー・ブラザース映画配給映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」において、上映中に無料スマホアプリ(通常はバリアフリー上映に利活用されるUDCastを試験的に採用)を起動させ本編に連動した監督・キャストによる副音声が上映されるサービスを提供(監督やキャストのコメントを副音声として本編とリアルタイムに同期したスマートフォンのイヤホンから上映し、まるで一緒に映画を観ているような感覚が味わえる特別企画となっており、既に映画を鑑賞済みの人も、また新たな視点から映画を楽しめる)

 

2018年8月

 

文化庁「平成30年度 戦略的芸術文化創造推進事業」の「劇場・音楽堂等の情報バリアフリー化に向けた最適システムの構築に関する調査・検証事業」において、実証実験にかかる障害者対応・外国人対応に活用できるアプリケーション(字幕サポート、音声サポート、多言語翻訳等)に選定

 

2018年2月

 

劇団四季、メガネ型端末によるミュージカルの多言語字幕・バリアフリー字幕の提供に弊社技術を採用

 

2017年12月

 

携帯デバイスへのセカンドスクリーン情報の提供方法に関する特許(特許第6271194号)を取得(NPO法人メディア・アクセス・サポートセンターと共同)

 

2017年11月

 

「Another Track(R)」が「2017年 世界発信コンペティション」製品・技術(ベンチャー技術)部門(主催:東京都)で東京都ベンチャー技術優秀賞を受賞

「Another Track(R)」が「MCPC award 2017」サービス&ソリューション部門(主催:モバイルコンピューティング推進コンソーシアム、後援:総務省/経済産業省/日本商工会議所/東京商工会議所等)で特別賞を受賞

 

2017年9月

 

スマートグラスMOVERIO(モべリオ)で聴覚障害者向けに映画字幕を表示 ~音響通信「Another Track(R)」でMOVERIO(モべリオ)を制御~(メガネで見る字幕ガイド「字幕メガネ」のサービス開始)

 

2017年7月

 

コンテンツ再生プログラム及びコンテンツ再生装置に関する特許(特許第6163680号)を取得

 

2017年6月

 

経済産業省 関東経済産業局「平成29年度商業・サービス競争力強化連携支援事業(新連携支援事業)」に採択(株式会社イヤホンガイド、株式会社檜書店と連携『伝統芸能における機動性の高い舞台解説サービスの開発・事業化』)

 

2017年4月

 

「Another Track(R)」が第29回「中小企業優秀新技術・新製品賞」ソフトウエア部門(主催:りそな中小企業振興財団/日刊工業新聞社、後援:経済産業省 中小企業庁)で優秀賞を受賞

 

2015年10月

 

第28回 東京国際映画祭共催企画「映画の未来~バリアフリーから広がる新しい観客との出会い」に技術提供、シンポジウムに弊社代表瀧川が登壇

 

2015年8月

 

経済産業省 平成27年度コンテンツ産業強化対策支援事業(映画上映に関するバリアフリー対応に向けた障害者の視聴環境の在り方に関する調査事業)における実証実験に技術を提供

映画「アイカツ!ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!」連動アプリ「アイカツ!みんなでおうえんアプリ」へ技術提供

 

2015年7月

 

シネアド(映画スクリーン広告)とスマートフォンアプリの連動企画に技術を提供(業界初)

 

2014年11月

 

『貞子3D2』スマ4Dプロジェクト(弊社より技術提供)、「Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード 2014」企業の部 スマートデバイスアプリ部門 Goldを受賞

 

2014年10月

 

第27回 東京国際映画祭共催企画 映画「舞妓はレディ」のバリアフリー上映に技術提供

 

2014年8月

 

スマホのセカンドスクリーンによる情報保障サービス「UDCast」へ技術提供開始(2020年2月で弊社エヴィクサー技術のライセンス提供に関する基本契約が終了いたしました)

 

2014年7月

 

『貞子3D2』スマ4Dプロジェクト(弊社より技術提供)、コードアワード2014「グッド・ユーズ・オブ・メディア」受賞

 

2013年7月

 

角川書店配給映画「貞子3D2」(英勉監督、2013年8月30日全国ロードショー公開)において上映中に専用の無料スマホアプリを起動させ、本編に連動した別次元の恐怖が楽しめる「スマ4D」(スマフォーディー)企画へ音声認識技術を提供(映画本編と連動した音声認識アプリの活用は世界初)

 

 

 

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