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エヴィクサー、「東急アライアンスプラットフォーム 2021 Demo Day」で二子玉川賞(優秀賞) 受賞 - 業界初、109シネマズ全国全館「字幕メガネ」導入・安定運用を高評価(2022-03-22)

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度弊社エヴィクサーは、2022年3月22日に開催された「東急アライアンスプラットフォーム 2021 Demo Day」で二子玉川賞(優秀賞)を受賞いたしましたので、お知らせします。

エヴィクサーが開発した音響通信技術は、2013年より全国の映画館で実証を重ねて来た業界唯一の技術で、映画館でのバリアフリー上映をサポートしています。
視覚障害者向けには「スマートフォンのイヤホンから聴く音声ガイド」が専用アプリ「HELLO! MOVIE」(ハロームービー)としてiOS/Android向けに無料で提供され、スマホは広く普及しているのでユーザーの持ち込みで対応し、2015年頃から定着してきており、これまで邦画350作品以上に対応しています。
一方、聴覚障害者向けには「字幕メガネ」と呼ぶ「メガネ型ディスプレー端末で見る字幕ガイド」で提供され、透過型のレンズに表示した字幕が映画のスクリーンに重なるように浮かび上がり、聴覚障害者も映画を楽しめる仕組みとなっていますが、メガネ型端末はまだ一般に普及しておらず、このような仕組みがインストールされた「字幕メガネ」が2020年3月より全国の映画館で貸し出される取り組みが進められています。

このような背景の中、エヴィクサーは東急アライアンスプラットフォームでの事業共創のチャレンジとして、東急レクリエーションと109シネマズ港北で「字幕メガネ」貸し出しサービスの実証実験に取り組み、運用面での検証を成功させて、2021年7月に109シネマズ富谷より順次全国の109シネマズへ拡大、2021年11月には全国展開している映画興行グループとしては初となるグループ全館への導入を実現いたしました。
109シネマズによる「字幕メガネ」貸し出し受付ページ
https://109cinemas.net/service/barrier-free/ (外部サイトへのリンク)

さらに、今後はエヴィクサーの技術の汎用性の高さを活かして、映画館に訪れたお客さまへNFT(Non-Fungible Token)を配布する企画を検討しています。そのNFTを持つお客さまが映画作品を鑑賞された際に限定のNFT特典をプレゼントするイベントを実施するなどの新たなシネマプロモーションの在り方を、引き続き、東急レクリエーションとエヴィクサーで追求していきます。
今回の「東急アライアンスプラットフォーム 2021 Demo Day」での二子玉川賞(優秀賞)受賞にとどまらず、エヴィクサーは東急グループとの事業共創を通じて、音のインターフェースの活用を通して人々に笑顔が溢れるインクルーシブな街づくりに挑戦していきます。

東急アライアンスプラットフォームについて

2015年度から、スタートアップを中心とした企業との事業共創を図る「東急アクセラレートプログラム」を実施し、2021年度8月より「東急アライアンスプラットフォーム」に名称変更およびリブランディングを行いました。
「交通」「物流・倉庫」「不動産」「建設」「百貨店・スーパー・ショッピングセンター」「広告・プロモーション」「デジタルマーケティング」「カード・ポイント・ペイメント」「スマートホーム・スマートライフ」「ツーリズム」「ホテル・ホステル」「エンターテインメント」「スポーツ」「ヘルスケア」「教育・カルチャー」「電力」「セキュリティ」「デジタルプラットフォーム」「脱炭素・サーキュラーエコノミー」の19の事業領域を中心に、東急線沿線の生活利便性を高めるBtoC、BtoBtoCのサービスやプロダクトを募集。ニーズなどがマッチした審査を通過した企業とは、東急線沿線に集積する東急グループの事業資産を活用した広告媒体や施設、顧客基盤、営業網、株式会社東急総合研究所の各種調査データなどを利用したテストマーケティングなどを実施、その結果によりを行えるほか、東急グループ各社との業務提携なども検討します。
東急アライアンスプラットフォームは24時間365日応募受付をしており、応募月の翌月中旬には検討結果を一次回答しています。
公式HP
https://tokyu-ap.com/ (外部サイトへのリンク)

エヴィクサーの音響通信技術について

エヴィクサーの音響通信技術は「暗号化したデータを埋め込んだ特殊な音(透かし音)」やデータベース上に保存されている音(音源)の「特徴点(フィンガープリント)」をスマホやスマートグラス、ロボット端末などのデバイスが自動認識することにより、デバイスをリアルタイムでコントロールするもので、日本だけでなく米国、中国で特許を取得しています。日本の映画館では、スマホやスマートグラスで映画の字幕と音声ガイドを楽しむ無料アプリ「HELLO! MOVIE(ハロームービー)」や、映画館が貸し出す「字幕メガネ」によってバリアフリー上映を実現しています。また、ドローンからスマホに音響通信し、人が行けない場所に防災情報を提供するなど防災分野や、博物館の非接触の多言語サービスにも活用されています。
HELLO! MOVIEの取り組み紹介ページ
https://hellomovie.app/ (外部サイトへのリンク)


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