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コンテンツは“視るだけ”から“参加できる”ように。エヴィクサー株式会社とHYTEK、決まった音に自動で反応するおもちゃで新しい体験を生み出す「CONTENTS SYNC TOY」を開発(2021-04-22)

報道関係者 各位
ニュースリリース

2021年4月22日
エヴィクサー株式会社

HYTEK設立準備室
プレスリリース文PDF


コンテンツは“視るだけ”から“参加できる”ように。
エヴィクサー株式会社とHYTEK、決まった音に自動で反応するおもちゃで
新しい体験を生み出す「CONTENTS SYNC TOY」を開発


エヴィクサー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:瀧川 淳)とHYTEK設立準備室(以下、HYTEK)は、コンテンツ体験を視聴型から参加型へと拡張する「CONTENTS SYNC TOY」を開発し、第一弾としてご当地ヒーロー「時空戦士イバライガー」とコラボしたデバイスのプロトタイプを発表いたします。

CONTENTS SYNC TOY コンセプト

「CONTENTS SYNC TOY」は、視るだけだった映像コンテンツを参加できる空間コンテンツへと拡張するおもちゃのシステムです。効果音や台詞などコンテンツ内の任意の音をトリガー化し、光や振動で連動。画面の向こうで描かれるストーリーに、おもちゃを通して参加しているような体験を楽しむことができます。ネットワーク接続やペアリングといった通信を挟むことなく音で直接連動するため、あらゆるメディアで流れるコンテンツと自動でシンクロすることができます。エヴィクサーの音響通信技術Another Track(R)を用いて、HYTEKのメンバーも含め構成されるプロジェクトチームが企画・プロデュース・デザインをいたしました。

公式Webサイト: https://contents-sync-toy.jp/ (外部サイトへのリンク)

CONTENTS SYNC TOY システム概念図

今回制作したデバイス「HERO SYNC BELT」は、ベルトの型の筐体にLEDを埋め込み、ヒーローベルトのように身に着けて遊べるデザインとなっています。ヒーローの「変身」「必殺技」「パンチ」といった効果音をトリガーに映像とベルトが連動し、画面の向こう側のヒーローと一体となって闘う体験を生み出します。実証実験として、コロナ禍で会えないヒーローと子どもたちをつなぐ「リモートヒーローショー」を実施。ヒーローショーで直接応援できない子どもたちに、応援するだけでなく子どもたち自身がヒーローとなって、ビデオ通話越しのヒーローと一緒に闘える体験を提供しました。

プロトタイプ事例動画

今回のプロトタイプは一例で、アクセサリーやぬいぐるみなどコンテンツの特性に合わせて多様なデザインと演出を盛り込むことが可能です。今後キャラクターコンテンツとコラボしてのグッズ販売やイベント演出、映像配信プラットフォームとコラボしての参加型映像コンテンツ開発など、幅広いジャンルと年齢層向けの展開を計画しており、事業パートナーも募集中です。お問い合わせ先より「CONTENTS SYNC TOYプロジェクトチーム」までご連絡ください。

展開例
・特定の音楽をトリガーに光って、魔法で変身しているような体験ができるLEDドレス
・スポーツ中継の声援をトリガーにして動き、一緒に応援しているような体験ができるぬいぐるみ
・ゲームのダメージ音をトリガーに振動して、自分が攻撃を受けたような体験ができる防具型おもちゃ

使用技術について

CONTENTS SYNC TOYはエヴィクサー株式会社の音響通信技術「Another Track(R)」をベースに企画・開発しています。
Another Track(R)は、「映画館・スタジアム・劇場・テレビ等で催されるプログラム」と「客席側・放送越しのデバイス」をその進行に応じて制御するソリューションです。
この度ニューノーマル時代に向け、とりわけテレビ・ラジオ向け、オンライン配信向けの機能を充実させるために、音響通信「Another Track(R)」をバージョンアップしました。これまでは、高い周波数帯域まで利用可能な配信サービスでしか利用できませんでしたが、その制限がなくなり、全ての配信サービスを対象に音響通信を実現できるようになりました。新しい「Another Track(R)」は配信時に施される圧縮や音域カットに耐性があり、テレビ・ラジオや複数のオンライン配信などマルチチャネルへの同時発信も可能です。また、発信側の信号生成には、VSTプラグインでの提供が可能で、OBS Studioでのオンライン配信にも利用出来ます。


プロトタイプ動画出演:時空戦士イバライガー

時空戦士イバライガーはヒーローを愛する有志団体「茨城元気計画」が運営するオリジナルヒーローです。茨城県を中心として活動しており、完全自主運営でありながら、そのクオリティの高さから高い評価を得ています。県や市町村等の公式キャラクターではないにも関わらず、今では全国各地にファンがいるほどに成長し、茨城を代表するコンテンツの1つとなっています。活動年数は10年以上、年間の出勤回数はボランティアも含め200回以上と全国でも屈指の活動実績を誇っています。
Web: https://www.ibaliger.com/ (外部サイトへのリンク)
Twitter: https://twitter.com/ibaliger (外部サイトへのリンク)

HYTEK

博報堂DYグループ横断社内公募型ビジネスアイデア募集・育成プログラム、「AD+VENTURE(アド+ベンチャー) 」2019年度の採択事業。エンターテインメント領域においてテクノロジーベンチャー企業と共にテクノロジーを活用したコンテンツの共創を行っています。
HYTEKは、パートナー企業と共創したコンテンツが集積する、テックエンターテインメントレーベルです。 “HY”は人々を熱狂させるという俗語”HYPE”に、 “TEK”は“TECHNOLOGY”の 略語として1990年代に米国の音楽プロデューサーが使用した俗称に由来しています。 世界に認知されていない「ハイテク」な技術を、クリエイティブとPRの力で「言語の壁を超えた」エンターテインメントコンテンツへと昇華し、その魅力を世界中へと発信します。
Web: https://hytek.co.jp/ (外部サイトへのリンク)

プレスリリースに関するお問い合わせ先

CONTENTS SYNC TOY プロジェクトチーム
公式Webサイト: http://contents-sync-toy.jp/ (外部サイトへのリンク)
E-mail: contents-sync-toy@hakuhodody-holdings.co.jp

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